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2012年1月11日 (水)

月刊 ちあきなおみ 「演歌のちあき」 その2

以前、「さだめ川」や「酒場川」がなかなか渡れられないと記しました。今は違います。立派な橋が架かり、何度も行き来しております。

大袈裟かもしれませんが、この2曲を歌うために「喝采」や「夜間飛行」を先にヒットさせたのでは?とも勝手に勘ぐってしまいます。

後の作品の選曲にも大きな影響を残していることは間違いないと思いますが、「さだめ川」はその後セルフカバーをしているのに対し、「酒場川」は満足のいく仕上がりだったのでしょうか、その後歌われていないようです。

紅白の「酒場川」の映像は、翌年の「夜へ急ぐ人」の布石とも云うべき、場の雰囲気にはちょっとそぐわない(失礼)気もしますが、誰にも真似できない存在感に圧倒されます。

後年、この「酒場川」をもう一度歌ってみようとは思わなかったのでしょうか。私は是非聴いてみたいのですが。

ところで、「酒場川」を聴いていると、難題を突きつける「作曲家 船村徹」に果敢に挑む「歌手 ちあきなおみ」の構図を想像してしまいます。

デビュー直後の「女のシャッフル」から始まって、アルバム「もう一人の私」、そして「さだめ川」、「酒場川」と続き、「紅とんぼ」、アルバム「紅とんぼ」の各曲皆そうです。

そしておそらく歌い方に付いて一切の注文は付けなかった船村先生に対し、想像を超える表現で答えた姿も容易に想像できます。もちろん難曲揃いですから、相当な努力をされていたのは間違いないでしょう。

「歌手ちあきなおみ」にとって「作曲家 船村徹」の作品を歌うことは、自身への挑戦だったのでしょうし、探求心旺盛な性格を巧みに突いて、「喝采」のヒット中の「もう一人の私」や、「かもめの街」「役者」に続いて「紅とんぼ」を提供したのでしょう。

2011年12月14日 (水)

ついに復活!FUJIFILM TX-2

と云っても、メーカーから再生産を始めたり、後継機種が発表されたわけでもなく、個人的に、オークションで良品~否新品同様と云っても過言ではない~を落札したのです!

ショット数は6,000枚を超えていましたが、出品者がメーカーに整備に出しており、外観に傷一つ無く、動作も全く問題無しで、しかも「TX45mmレンズ」、「センターフィルタ」、「TX-2専用レリーズ」(これは汎用品が使えたTX-1からは後退)セットで220,000円でした。

およそ5年振りの再会に心躍り、先週と今週日曜にフィルム2.5本分、ショット数にして42枚のパノラマ写真を撮影してきました。

このカメラお持ちの方ならご存じでしょうが、現像は「長巻仕上げ」を、周辺光量落ちを防ぐ「センターフィルター」を装着して且つシャッタースピードを稼ぐため「+1増感」(フィルムはVelvia100F)を指定。納期がノーマル現像(朝出せば夕方仕上げ)に比べ3日余計に掛かるのですが、明日現像が上がってくるのです。この待ち遠しさはデジタルでは味わえません。

ところで、仕上がり後この日記にもアップしたいのですが、しばらく使用していなかったフィルムスキャナー(ミノルタ製)が故障していることが判明。現在はケンコーで修理可能だそうなので、時間を見つけて修理、写真をアップしていきます。

2011年12月12日 (月)

月刊 ちあきなおみ 「演歌のちあき」 その1

前回の日記で記した、取引先の営業担当氏と過ごした新宿「夜間飛行」の夜、店主の和恵さんは不在で、代わりに映画のカメラマンが生業の男性が店を切り盛りしていた。

「紅い花」をご存じだった営業担当氏にちあきなおみを聴かせるのが目的で訪ねた手前、しっとりとしたテイチク時代の音源をリクエストしたいのだが、カメラマン氏はどうやらそれ程ちあきなおみが好きでは無いという。それでも店主から推奨された「ねえあんた 6枚組」を所有しているのだから、あながち嫌いではないらしい。

しかし、好みはまるで違う。いや正確には聞き始めた頃の私の好みと同じではないか。

「夜へ急ぐ人」、「劇場」、「ねえあんた」等々・・・。

でもどうやら「演歌のちあき」は好みではないようである。「矢切の渡し」「役者」「かもめの街」などリクエストした際、少し怪訝そうな顔をしたのを見逃さなかった。

初めの頃は私も嫌悪感に近い、こんなのちあきなおみじゃないと思っていたが、今は逆である。「演歌のちあき」こそ、ちあきなおみの真骨頂ではないかと。

数あるナンバーの中で作曲数が一番多い作家は、再録音、公式発売されたライブ録音、お蔵入りを合わせて53曲の船村徹さんがダントツなのだが、例えば「さだめ川」や「矢切の渡し」、「どうせ拾った恋だもの」など、再吹き込みをした曲はみな新録音の方が明らかに秀でているし、発売順に聴いていけば、歌唱力、表現力等々、成長していると思う。

2011年11月18日 (金)

月刊 ちあきなおみ 臨時増刊号 「ねえあんた なんかとってあげようか」

昨晩、取引先の「紅い花」氏と新宿「夜間飛行」で秋の夜長を過ごしました。

意外にも「四つのお願い」や「夜間飛行」など、コロムビア期のシングル音源に琴線が触れたようでした。

また、途中来店したサラリーマンの私にはヤケに眩しい紅いワンピースが眩しく、普段「嵐」か「氣志團」しか聴かないという女性は、「私はこうして生きてきました」、「ねえあんた」といったちょっとアクの強い歌に聴き入っていた姿が印象的でした。

一方、今AKB48にハマっているという中年男性が多いと聞きますが(私にはまったく理解できない)、若い人の耳にはちあきなおみの世界がすんなり受け入れられるのでしょう。

・・・・・・これから、「紅い花」の彼にどのアルバムを薦めたらいいのか思案することにします。・・・・・・・

2011年11月10日 (木)

月刊 ちあきなおみ 「紅い花」

今回より実情に合わせて「月刊」化、毎月10日発行予定とします。

今、トヨタ自動車のテレビCMで「黄昏のビギン」が使われているそうですが、まだ私は見る機会に巡り会えていません。

そういえば、私もそうでしたが、テレビCMで流れていた暖かい歌声を聴いてファンになった人は多いようです。今回もそのような人が少なからず現れるのでしょう。

話は変わりますが、一昨日、取引先の営業担当者、私より6つ年下の38歳の男性にふとちあきなおみの話を振ってみたら、「ちあきなおみは私も好きですよ。(少し間を置いて)ちあきなおみと云えば『紅い花』ですね。」と思いも掛けぬ返答を受け、驚きました。

話を進めていくうちに特別のめり込んだファンでないことが分かってきたのですが、何でも学生時分に「GONIN」という映画を見ていたら、とても気になる歌が流れていたので、後日調べたら「ちあきなおみの『紅い花』」ということが分かったらしく、レンタルCDを借りて聴いていたとのこと。

私はこの映画を見たことがないので、どのような状況で流れているのか知らないのですが、それにしても、彼女の歌声は、効く耳のある人を釘付けにする大きな力を持っていることを再認識した出来事でした。

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